欧米諸国で反戦運動が拡大している。イスラム諸国では、「イラク攻撃を許さない」とする「テロ」が起こってい
る。こうしたことは、日本には関係ないことなのだろうか?
日本政府はブッシュ政権を支持し、イラク攻撃を支援しようとしている。すでに、日本にある在日米軍基地がイ
ラク攻撃の出撃拠点になっている。自衛隊がインド洋まで行って米軍に無償で燃料を提供している。日本は、
昨年アフガニスタン民衆殺しに加担し、今度はイラク民衆殺しに加担しようとしている。それでも「関係ない」と
言えるだろうか?
この競争社会の中では、自分のことで精一杯で他のことを考える余裕はないということがある。また、この社
会にはあまりにも矛盾が多すぎて、いちいち考えていると疲れてしまい、「どうでもいい」という気になったりもす
る。そのうち、深く考えないでやりすごすことを覚え、気がついたら自分のことだけ考えるようになっている‥‥
でも、それでいいのか?
「愛の反対は無関心だ」とマザー・テレサは言ったそうだ。
たしかに、みんなが無関心を決めこんでしまったら、愛のない社会になってしまうだろう(すでにそうなりかけて
いるのかもしれない)。
そんな社会にどんな未来があるというのか? 未来をかけて、戦争阻止の行動を起こそう!